日本協会普及部本部長の角紘昭氏に、時には協会の代表として挨拶して頂いておりました。選手の合間を縫いながら気疲れのする役割を担って頂いておりましたので、いつも恐縮しておりました。今後も(財)日本協会及び関連する団体の役員の方々が、役員としてだけでなく選手としても参加して頂けますと、大会が大いに盛り上がることは間違いないと思います。

又、同じく宮崎大会には、地元、都城の泉ヶ丘高校出身でインターハイにも出場経験のあるタレントの“そのまんま東”氏が多忙の中を参加され、4 試合全て出場し、更に懇親会ではトークで参加者を楽しませて下さいました。このように趣向を凝らして行きますと、マスターズ大会は増々盛り上がりを見せて行くことでしょう。更なる盛り上がりの為に皆様方のご協力を期待しております。

2) 全国プロックから見た大会参加状況ー表-4-(1), 表4-(2)参照

日本を8ブロックに分けて、ぞれぞれの参加状況について分析を加えてみたいと思います。参加チームの中にはこのマスターズ大会に合わせて全国から集合し、普段は個々人でトレーニングをしているチームも少なからずありますので、明確にブロック別に或は都道府県別にチームを分類することはできません。ですからそれに該当するチームに関しましては、代表者や競技運営委員や、そのチームの選手の占める割合の高い所在地に当てはめて分類させていただきました。全国プロックからみますと、チームとしては北海道と北信越ブロックがこれまで不参加となっております。しかし、北海道につきましては第11回宮崎大会あたりから個人参加者が何人かのレベルではありますが申込みがありましたし、近々チーム参加も見られるのではないでしょうか。北信越地方も平成19年度第15回大会を富山県で開催する予定でおりますので、その頃までにはブレイクして北信越の所属チームが富山大会の中心となり、大会を盛り上げてくれると確信しております。又ブロックによっては片寄りがありまして、その中でも九州プロックと東北ブロックは県別参加状況に共通した特徴があります。

第11回大会は宮崎市で、第12回大会は花巻市で開催されました。主管となりました両県のハンドボール協会のご尽力に因りまして、県内は勿論他県からも参加チームを集めて頂きましたが、九州ブロックは大分県と長崎県、東北ブロックは宮城県と福島県と、残念ながらどちらのブロックも2県づつ不参加でした。ところが他のブロックはもっと片寄りが激しく、西から申し上げますと、中・四国ブロックでは鳥取、島根、香川、徳島、高知県と、中・四国9県中、5県がまだ不参加となっています。

近畿ブロックは2府4県中、滋賀県と和歌山県が不参加となっておりますが、平成17年度第13回大会を大阪市の舞州体育館で開催する事が決定しておりますので、来年には,(続く)

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