この両県からも何チームかが参加して下さることと思います。

東海ブロックも三重県が男子、岐阜県が女子、静岡県は男女とも不参加で、愛知県に偏っているのが現状です。是非ともこの片寄りを解消する為にも、平成18年度第1 回大会は東海ブロックで開催しなければならないと考えております。

最後に関東ブロックを見ますと1都7県のうち、東京と埼玉は男女複数チームが参加し、山梨県が男子のみ参加です。神奈川県、千葉県、群馬県、栃木県、茨城県の5県が不参加ですが、これも平成20年度第16回大会が神奈川県で開催されますので、追々解消されるのではないでしょうか。

しかし最初にお話しましたように、1地域からチームを作って参加するチームが多数とはいえ、この大会の為に多数の地域からチームを作り、普段は個々にトレーニングをしているチームも多く、不参加の県を記述はしましたが、個人的には全ての都道府県から参加しておられると思われます。

2 、大会規模の増大とコンセプトづくり

12 回もの回を重ね、規模が拡大されていく中、以下の7 項目は大会実行委員会のメンバーによる問題提起、或は参加したチームの皆さんからのご指摘を基に検討されて来たものです。この姿勢こそが、全日本マスターズ大会の形(かたち)を築き上げてきたものと思います。

今後も理想とする姿をイメージし、大会ごとにひとつひとつ新しいコンセプトを見い出しながら、参加者の為の優しい在り方を模索して行くことでしょう。

1) 自主独立型大会を目指して

第1 回大会が全日本教職員選手権大会と同時期、同地区大会を目指した事もあり、マスターズ大会は準備の段階から、参加チームが出来るだけ協力し運営していこうという、自主独立型大会への気概が生まれていました。年々その傾向は高まって来ており、例えば審判は3審制を採用し、移動を最小限に押さえ、試合のないチームが担当するようになりました。又記録用紙も最初は公式記録用紙を使っていましたが、罰則等も殆どなかったのでマスターズ用の記録用紙を作成し、初心者でもオフィシャルが出来るようにしてきました。今後も自主独立大会へ向かっていくものと思われます。

エピソードその5マスターズの原点

マスターズ大会も第8回松山大会までは、全日本教職員連盟だけで大会を主催しておりま した。その頃はいろいろな場面でat home 感がにじみ出ていました。その中のー場面(続く)

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