特に約半年に亘って電話でご指導いただいた小山先生、遠路下関まで来ていただきご指導いただいた島崎先生、島田先生には本当にお世話になった.多くの人達との出会い、そして多くの感動を頂いた大会だった。

 

あのころを振返って

平成12年度第8回松山大会

事務局 石川達也

平成5年に豊田市で開催された教員大会に参加した時、OB教員を対象にマスターズ大会が始まったことを知りました。当時、私は30代も後半にさしかかり、教員大会に出するのも「ちょっときついな」と感じ出した頃でした。40歳以上の大会なら、楽しみ乍らハンドボールとかかわることができるかな、と思いました。

4年後に愛媛県の教員でも何とかチームが組めるようになり、第5回大会から毎年参加しています。懇親会の時に、愛知県の方から『全国の各地で大会が開催され、マスターズ大会がますます盛んになるといいな』と言う話を伺いました愛媛県でも開催しようという声があがり、幸いにも教員大会と併せて開催することができました。

第8回大会を四国の松山での開催が決定し、参加者に喜ばれる大会にしようと、愛媛県協会あげて準備に取りかかりました。当時も参加チームが、毎年増えていった時期で、最終的に男子10チーム、女子8 チームの参加がありました。

「家族で楽しんでもらえる大会」を目指して、宿泊は道後温泉を中心にお世話をしました、1日目の昼休みを利用した『子どもたちの時間」には気を使いました。子供達が楽しめるようにと考え、ぬいぐるみを来たゴールキーパーに対してチビっ子が7mスローコンテストを行い、その後地元の小学生チームとのミニゲームをしました。将来の名選手の好プレイには温かい拍手があったことは今でも覚えています。

一方、参加者が楽しみにしていた懇親会では会場探しに苦労しました。こちらも「にぎたつ会館」の好意で、250名が一同に会することができ、家族ぐるみで親睦・友情を深めることができました。

大きなけがも無く終えることができ、所期の目的であった、参加者に喜んでもらえた大会だったと思っています。ただ、近年、マスターズ大会は参加規模が膨らみ、勝利最優先のプレイが目立ち出したように思います。生涯スポーツの一貫として、親睦第一の精神をこれからも大切にしたいものです。(続く)

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