したが、50歳以上の選手のハチマキ姿もなかなか新鮮で昔を懐かしんでいるのか、ハチマキに抵抗感もみせずに楽しい風景でした。
このように年齢に関わって起こる問題が、マスターズ大会を継続していく上で一番難し いところです。毎年年齢制限をクリアした人達が参加してくるわけですから、毎年選手間 の年齢差は確実に開いて行くということになります。この年齢差を超越し、楽しく老若が 交流を深めて行くことこそがマスターズ大会の精神となりますので、これは永遠のテーマ になって行くことと思います。
4) 試合方式の変更で参加目的の明確化を図る。
前述しましたように、第9回大会から参加チーム数が急増しました。男子は前年度(第 8回大会)より11チーム増え21 チームに、女子も同じく3チーム増え11チームにと、 男女とも2桁チーム数となり、合計32チームの参加申込みがありました。この急増に対 して、大会実行委員会はこの事実をあまり深く考えず、特に男子チームは平均年齢で年齢 順に7チームづつ3グループに分け、リーグ戦を決行致しました。ところが平均年齢の若 いグループで傷害が多数発生してしまい、見通しの甘さを曝け出してしまいました。この 失敗を深く反省し、第10回記念大会からは『いつまでもプレーを続けてゲームという緊 張感を楽しみ、優勝などを求めないグループ』と『ある程度高齢になっても「まだ出来る」 という実感を楽しみ、順位を決めていくグループ』と2つの目的別グループに分類し、前 者のグループが出場する試合方式を交流型方式、後者のグループが出場する試合方式を順 位決定型方式と命名しました。この2方式を採用した結果、第10回記念大会はほとんど 大きな傷害も発生せず、大会を終了することができました。
5) 優秀賞と参加回数10回の表彰
表彰につきましては通常の優勝、準優勝、第3位のチーム表彰で栄誉を称える他に、個々 のチームの自薦による優秀賞を設定しました。
優秀賞は勝敗にこだわるよりもハンドボールを楽しむという、マスターズ大会らしいコ ンセプトから表彰することにしました。第9回大会までは参加した全チームに授与しまし たが、第10回記念大会からは交流型グループと順位決定型グループの2方式にわかれま したので、表彰についても2つに分けて考え、順位決定型グループはこれまで通りチーム 表彰で栄誉を称え、交流型グループについては優秀賞を引き続き継続し、個人表彰で栄誉 を称えるようになりました。しかし、第12回花巻大会では事務局の温かいご配慮で、参 加全チームに優秀賞が授与されました。有難いことです。
第10回記念大会では、第1回から10回連続参加したチームを表彰することにしました。(続く)