第2回全日本マスターズシニア大会は11月16日(金)から11月18日(日)までの3日間、豊田市小原地区(旧小原村)の緑の公園トレーニングセンターで開催されました。今年は四季桜の里と呼ばれるのに相応しい咲き揃いで、大会期間中に満開を迎えることが出来ました。桜のピンク、モミジの紅色、更にイチョウの黄金色の3色が見事な色合いを奏でました。
今年は8チーム、選手合計76名が参加されました。
 チーム参加  男子  横浜平沼マスターズ(8名)  神楽坂フェニックス(8名)
            東京都社会人連合 (9名)  桜錨会(シニア) (7名)
            岐阜MHC-A  (9名)  HC名古屋ATF (14名)
        女子  HC名古屋中部ドリームズ(10名)
個人参加    五島郁太郎( 福岡 大会連続出場  )76歳 大会最年長
        宮城美智子( 沖縄 マミーズ 連続出場 )
        谷川富男 ( 岩手 東北社会人連盟理事長)
        山本 繁 ( 岩手 日本ハンドボール協会 普及委員長)
        上野敦子 ( 名古屋 フェニーチェ 大会連続出場)

11月16日(金)の日程

1、会場設営(午前10時~午後3時)

小原地区は2年連続の開催ですが、これまでハンドボールとは全く縁がなく、大会競技役員の皆様には会場準備に大変苦労をお掛けしたことと思います。  
コートは体育館のフロアー面積に合わせてサイドライン32m×エンドライン17mのミニコートを2面作りました。 

1)ゴールポストの輸送について

ゴールポストは県立知立東高等学校所有の組み立て式を一組、名古屋市立矢田中学校所有の折りたたみ式1組をお借りし、それを輸送するトラックもお借りしました。

2) 壁面破損予防用マットについて

体育館の壁面破損を予防するために中京大学豊田学舎の柔道研究室から受身練習用のマット8枚をお借りし、ゴールポストの両横に吊り下げました。

2、競技運営委員会

management

競技運営委員会は、本来はチーム代表者が出席し運営される会議ですが、シニア大会では多くの参加者に出席して頂き、シニア大会ならではの趣旨を話し合う場としている。

議題1 来年度の開催について

来年開催される女子ワールドカップ熊本大会の大会推進事務局の奥園栄純氏よりワールドカップ開催期間中に全日本マスターズシニア大会の開催について打診がありましたことを告げましたところ、約60名の出席者のほとんどの方から参加するとの意見がありました。開催時期などの詳細については事務局と打ち合わせを行うことにしました。

議題2 ゲーム運営について

 昨年度もシニア大会独自のゲーム運営を実施しました。今年度も同じ方向で行うことを決定しました。

1)11月17日(土)のゲームについて

   ① 午前の部 参加8チームを2つのブロックに分け、それぞれ総当たり制で行う。
   ② 午後の部 a) チームを分解し、誕生月を4分割し、総当たり制で行う。
          b) 血液型の (A型)(O型)(B型とAB型) の三分割にして総当たり制で行う。      

 2)11月18日(日)のゲームについて

11月17日(土)の午前の部で行った二つのブロックの1位、2位の4チームと3位、4位の4チームがそれぞれ総当たり制で行う。
以上の内容でゲームの運営をすることを決めた。

3、開会式について

競技運営委員会終了後引き続き会場を変えて、開会式を立食パーティ方式で行いました。
(公財)日本ハンドボール協会を代表して普及委員長 山本 繁 氏からご挨拶を頂き、今大会の最年長選手の五島郁太郎さんに乾杯の音頭を取っていただきました。その後約2時間歓談の場としました。

 

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4、ゲーム運営及び結果について

1)11月17日(土)ゲーム初日

①午前の部 

あらかじめ実行委員会が作成した8チームをABの2つのブロックに分けリーグ戦を行った。

②午後の部

a   誕生月を4分割し、4チームの総当たり戦を行った。
    ㊟ 誕生月で7月生まれは2名と極端に少なかったので、ブロックで一番少なかった4月5月6月に移動した。

b 血液型で分割し、3チームの総当たり戦を行なった。
    ㊟1 B型 AB型を統合して1チームとした。
    ㊟2 昨年も驚いたことだが、ハンドボーラーはA型と同じくらいO型がいることがわかりました。

③懇親会

11月17日(土)午後6時よりつどいの丘宴会場で全員集合の懇親会を開きました。

まず最初に岐阜MHC-Aのゴールキーパー 渡辺 武 様の乾杯の音頭で賑やかな会が始まりました。

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会の半ばに、全日本マスターズでははじめてとなる「ビンゴゲーム」を行いました。これまでの大会で参加賞として配布しましたTシャツやリストバンド等が手元に残っており、更に(株)モルテン提供のトートバッグや霧島酒造(株)提供の「黒霧島EXデリシャスペンタゴン」等の豪華賞品を加えました。参加した皆さんはビンゴが当たるたびに一喜一憂しながらこの余興を楽しんでいました。

会の締めとして、参加者の一人秋桜柏(秋川倶楽部、櫻ドール・柏クラブ連合チーム)の迷ゴールキーパー 杉山 努 様からシニア大会の原点となるようなお話を頂きました「チーム単位でゲームを行うことは勿論楽しいのですが、チームを分解し、誕生月や血液型でチームを作って行うハンドボールは我々シニア年代の特権のように思います。参加した8チームが一つのチームに纏まったような一体感を感じました。」この一言に私自身も納得し、感激しました。

 2)11月18日(日)ゲーム2日目

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11月17日(土)の午前の部の結果を踏まえて各ブロックの1位・2位チームと3位・4位チームでリーグ戦を行なった。

ゲーム終了後全員の集合写真を撮影し大会を終えました。

5、大会ボランティア

シニア大会は今年も多くの方々のお力添えを頂き、無事終了することができました。

HC名古屋ATF・中部ドリームズ、MMCMのそれぞれシニア予備軍の皆様が我々選手にゲームだけを楽しめるように献身的に大会を運営して下さいました。

名古屋市からわざわざ来て頂きました愛知県柔道整復師の皆様には選手一人一人に声をかけ、丁寧にテープを巻いて下さいました。お世話になった多くの選手から感謝の声が我々スタッフの耳に入ってきました。

写真家の原田さんは何台ものカメラを肩に掛けコート周辺を移動し、一瞬一瞬を撮影する姿とでき上がった1枚1枚の写真に感動を与えて下さり、感謝の思いでいっぱいです。

更に今年は霧島酒造株式会社から焼酎を提供していただきました。懇親会の余興として行った「ビンゴゲーム」の賞品として焼酎の提供をお願いしたところ黒霧島はおなじみですが、今回は初めて見る「黒霧島EXデリシャスペンタゴン」を提供して下さいました。当然のことですが一番人気ですぐにテーブルから消え去りました。

ご協力いただきました皆様方本当に有難うございました。今後ともお付き合いの程宜しくお願い申し上げます。

sakura

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